愛と夢で世界を結ぶ人形のセキグチ

ウルポとトゥルポ

1990年代にフィンランドで制作され、国営放送YLEの子供向け番組で放送されたTVシリーズ。 2018年にはフィンランドで劇場公開もされました。

シリーズを制作したLumifilmはムーミンの長編アニメーション映画「劇場版ムーミン　南の島で楽しいバカンス」等で知られています。

ウルポとトゥルポは子供部屋の本棚に住むくまのぬいぐるみ。 ウルポは繊細で慎重な思索家、小柄なトゥルポは考える前に跳ぶタイプです。 読書家の二匹は日々、本棚の本を読み大人が目を離すとおもちゃをはじめ家の中のあらゆるものを材料に物語の際現に取り掛かります。

作品のテーマは本を読むこと、そこから想像を広げることのすばらしさです。 作中ではわき役の二人の子供と両親との関係性にフィンランド式子育ての神髄を垣間見ることもできます。

様々な動作を自然に、繊細に表現するために長めにデザインされた腕と脚が特徴で、アニメーションで使用された本物のウルポとトゥルポを忠実に再現したぬいぐるみです。